zookのチューン・シート加工編


9。シートの加工

ZOOKのシートは小さいので、乗っていてもすぐにお尻が痛くなってしまう。
いろいろな工夫例を紹介する。
<他車種の流用>

●ホンダ カレンのシートを流用

●ホンダ モンキーのシートを流用(by ja5yjqさん)


 
 
▲ 後方から            ▲前方から

後ろの幅が広い2本のネジ部を シート側のステー2枚で畳み込んでしまった。
前の1本ネジ部はモンキーシートの重ね合わせ鉄板部の端に穴を開けて、
都合良く6ミリのボルトで止められた。
そこはキー穴の直ぐ下に映っている。

  
ストッパーの切り欠きを無視して下まで下げたシート。これで昔の高さ。
パイプを切った方が好いが、下手すると燃料を入れにくくなる。
シート下にテールランプとナンバーを持って行くといい感じ。


モンキーのシートでは シートの厚みが増えて、高くなったので、
ポストを切って それに伴いクランプ部を移動しました。
ポストにスポット溶接されていたのでドリルで外し、
新しい位置にはボルト側を前側に向けて付けました。
そうしないとテールランプやシート自身が邪魔で回せません。


モンキーはシート後方が開放では無いのですが、座面が凹んでいるために後ろから見ると
裏側が見える状況で、余計に格好が悪かった。
そこにピタリと後方を塞ぐウエストポーチで纏まり善く見えるようになりました。
 

●スカッシュのシートを流用(by ja5yjqさん)

 

前後に長いので、モンキーのシートよりもスマートに見えますが、
それでも、 ズークのスマートな雰囲気は壊れています。
モンキーよりも長い為と 厚みが有るので 給油し辛く、
ヒンジを付けて キーを捻り、後方へ跳ね上げます。
スカッシュのシートは後方が開放で、そこにミノルタの販促品ウエストポーチを
付けたら巧く収まってました。
しかし、スカッシュシートは大きさの割に尻が痛くモンキーに戻しました。

<シートロック>(by ja5yjqさん)

本来の位置からメットロックを外し、シート全部に付け
メットロック金具が閉まる方向へ移動する事で、本来は全部の固定ネジ部分に
付けたボルトの袋ナットを引っ掛けロックします。
 


▲ ロック状態
ロックを緩めると銀色金具中央の溝幅が広がった部分からナットが抜けます。


▲ キーを捻って金具が緩んだだけの状態。


▲ 指で金具を持ち上げて袋ナットを潜り抜けていますが、実際は上下逆なので 自然に抜けます。

ただ手探り中に抜け落ちる可能性も有り、ゴムバンドを入れる予定です。
今も 見難いですが メットロックの機能は生きています。
ズーク用のシート固定金具は 改造無しなので、元のシートも 
モンキーのも このスカッシュのも、ネジで交換できます。
メットロックを移動したため それの再移動がシンドイからもう一つ付けっぱなしが善いかも。

10。フロントバスケットとリアキャリアの自作

リヤキャリアー(by タカさん)
 自転車のキャリアーを付けて見ました。
 自転車専門店かホームセンターなどで自転車用
 のリアキャリアーを購入します。

 購入で注意することは、取り付け穴がφ8mm以上
 の物を選んでください。

 車体への取り付けは、シートをシャーシに固定
 している後ろ側のボルト2本と共締め。

 上側はシートの高さ調整用のボルトと共締め。

 形状は全く違うから、ハンマーで叩いて
 現物合わせで作ります。
フロントバスケット(by タカさん)
市販されているスクーターの籠を付けてみました。
取り付け金具はホームセンターで入手できるものを使用しています。

取り付け方法の詳細レポートはこちら



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