My zook
 
 
あくまでもノーマルライクなスタイルにこだわったズーク。エンジンはパルをベースにセッティング。
タイヤは同じ8インチタイヤながら、ひとまわり大きいダンロップの『ポルソ』を選択し、
プアなサスの乗り心地を若干向上させている。
ハンドルはマウンテンバイク用を流用してバーハン化に成功。
シートはオプションとしていつの時期に販売されたものなのか幅広タイプ。

バーハン化

  バーハン化のためには、まず支柱から一体化したハンドル部分を切断する。その支柱にマウンテンバイク用のハンドルキットを組み込むのだが、内径が合わない ため、シートダウンサイザー(シートフレームのパイプに、社外品シートポストを合わせるスペーサー)を合わせて取り付けている。ハンドル幅もノーマルまま では広いので、ズークのハンドル幅を基準にカットして使う。
 ハンドルに付属するスイッチ類は、ノーマルのものはハンドル カバーと一体化していて利用できないので、新たに用意する。もし、エンジンがノーマルか、バッテリーレスのエンジンに換装している場合は、ウインカーコネ クターは6極が使われているので、同じバッテリーレスのエイプ用やCRM50用が使いやすい。ディオ系などに換装しているなら、3極のジョク系や汎用品を 使おう。オイルのワーニングランプは、ヘッドライトカバーに装着するとスッキリする。それと、忘れてならないことは、イグニッションキーの移設だ。もっと もスマートに収めるなら、ハンドルロックを加工してスイッチ化するかNSR50用のメインスイッチと置き換えかのどちらかである。
<注意>
バイクのステムシャフトにはハンドルが動かないようにキー溝が入ってストッパーボルトで固定されてるのだが
自転車用のステムはボルト2本で止まっているだけ。確実にこれを締めておかないと、最悪走行中にスポッと抜け事故に
つながる可能性があるので注意!

エンジンはパル後期型に換装

  こだわりは最高速よりもノーマルライク。そこで選択したエンジンユニットは同期の同じ型式のエンジンを持つパル(後期型)になった。なんとズークと型式が 同じでも、パルの後期型には変速機とトルクカム機構がちゃんと付いているのだ。しかもほとんど無加工でエンジンが搭載できる。しかし、パルのホイールは 10インチなので、8インチに換えると、出足はするどくなるが最高速は40km/h手前で頭打ちになってしまう。
 そこで、私の行ったセッティング方法ですがドリブン側のギヤ比の変更は構造上できないので、ドライブプーリー側に注目。ノーマルのままでは、プーリーがベルトを押し上げている量はプーリー面の半分くらいまでで、それ以降が使われていなかった。つまり低速から中速までなのだ。
ならば、中速から高速までを使おうと、ライブディオZXのプーリーとDJ-1用のドライフェイス、ノーマルよりも幅の広いDJ-1用Vベルトを使った。ど ういうことかというと、プーリーとドライブフェースに挟まれたVベルト幅が太いので、低速側に落ちることができずに中速から高速域で変速するようになった のだ。結果、最高速も50km/h以上出るようになった。




H14.12.9 初雪
朝寒さで目がさめると、雪が積もってました。
寒いはずだ…
これじゃ、ヤもZOOKでの通勤も無理だ〜(笑)
ZOOKとモトコはうっすら雪化粧してました。

H14.9.3現在 デカシートを装着



購入

インターネットの個人売買で25kで'99に購入した。
'90年当時の新車価格が8万9千円であるから妥当なところである。
   
カラーは「ジーンブルー」。
通常フロントのオプションにはバスケットが付いているのだが、
この車は珍しくキャリアが付いている。

その他に足下には靴のマークの付いているゴム製のフロアマットも装備されている。
実はこのキャリア、メッシュバックが付いて完成となることが判った。
製造中止なのでなかなか手に入れる事が出来ないが、
バックの画像を入手したので掲載しておく。

▲フロントキャリアとメッシュバック

現在は通勤仕様とするためにフロントキャリアにかごをタイラップで留めている(^^;
この他、ZOOK用では無いがフロントキャリアは、AF09タクトフルマークの折畳み式の
物が使用できるが取付けステーが入手出来ないため、ステーをDIYで作成しなければならない。
 
 
 

乗り心地

さて乗り心地だが、現在のスクーターをイメージしてはならない。
Fサスペンションがほとんどボトムせずリアのショックで
衝撃を吸収しているようなものである。
はっきりいってギャップ(側溝の網など)を超える時は
ヒヤヒヤものである。

モトコンポに乗った時ですら恐いと思わなかったが、
このzookは恐かった。。
エンジンのパワーアップ以前にFサスペンションをなんとかしなければ。。。
その後、タイヤを3.00-8インチとすることで乗り心地はかなり改善された

また、シートは小さくて長時間乗るとお尻が痛くなる。
「VELO社のゲルクッション入りシートカバーを付けるとちょっとはまし」

▲VELO社のゲルクッション入りシートカバー

という情報を得たので取り付けてみた。
自転車のサドルの形とzookのサドルの形が違うので
無理矢理装着している。
さて、その効果であるがお尻の方が滑ってずり落ちてくるので効果無し。
自転車の場合は常に腿を動かしているためサドルとの摩擦を
減らすようにされているためか滑るのである。
zookのサドルの向きが上向きになるならば使える可能性はあるが。。。

その他、シートは低い方が乗りやすいよ〜
(zookのシートは高さを2段階調整可)と
聞いたがおいらの座高だと高い方が膝をのばして座れるため乗りやすかった。
シートに関しては純正品で広幅シートが出ていたらしい。
HirosisaさんのZOOKには装備されている。
その後の調べでこの広幅シートは非売品であるらしい事が分った。
画像を入手したので載せておく。
オリジナルに比べて2周り程大きいのであろうか?!


▲広幅シート
 

広幅シートを入手できたのでノーマルシートと大きさを比較してみました。
大きさの違いが解かるでしょうか?
ベースはノーマルと同じで、ウレタンが硬めでアンコ盛りしてあります。
取り替えて乗った瞬間、お尻に違和感を感じるぐらいです(笑)
メットオンできなくなっちゃうのが残念。
ツーリング使用レポートはまた後日!
 
 
 

距離計が付いていないので走行距離が分からないところが不満であるが
サイクルコンピューターを流用してトリップ&スピードメーターを付けて
燃費の計算をする予定。
2.75-8インチタイヤの外周が108cmであるからキャッツアイ製の安めのやつでもいける。
最近ではOSを積んだやつが販売されているらしいので、是非入手してみたい。
 

缶フォルダー装着

 
▲装着した缶フォルダー

ハンドルポストに缶フォルダーを装着した。
純製品が手に入らない今となってはGOODなアイテムと言えよう。
バイク用品店で購入。
モトチャンプ誌にも取り上げられていた。
 

サイドスタンド

兼ねてから気になっていたサイドスタンドを装着した。
固定はステップボード下のサブフレームとメインパイプにU字ボルトで固定する。
装着はステップボードを少し浮かせるだけでよく、ボディずらしはしなくても済む(笑)
詳細な説明書付き。
センタースタンドをつけたままでもキックペダルが使えてなかかな便利!
西本工業株式会社製       品番:NK-134      定価:4000円
▲サイドスタンドを装着した
 
 

バーハンドル

MTBのパーツを流用してバーハンドル化した。

詳細は、チューンナップ参照!


 
 
 
 

Zookについて

  
 
●諸元表
全長1400mm、全幅545mm、全高1015mm
乾燥重量:41kg
エンジン:空冷2st49cc
最大出力:3.3ps/6000rpm
最大トルク:0.45kgm/4500rpm
タイヤ:F&R 70/100-8インチ


メーター回り


トリップメータが付いていないスピードメーター。
スウォッチの文字盤を彷佛させる。
針の他にはオイルとスピードの警告灯があるのみ。

盤面は透過光で照明されていて夜間に見るとなかなか美しい。
最近のスクーターには見られない遊び心だと思う。

燃料計回り

石油ストーブのような機械式のものが、シートポスト
根本の給油口のところに設けられている。
ガソリンの給油はここから。
燃料タンクは約2Lと遠乗りをするのには心もとない。。。
乗る前に残料を確認しなければならない。
リザーブコックがないのでガス欠したら
スタンドまで押していかねばならないから。。。
 
 
 



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