去る 2002年8月21日 以下4団体にて市原市内JR駅バリアフリー調査活動を行い、
ウィズ エブリワンからは倉田理事長が参加しました。
その後 調査結果を まとめ 下記の通り 市へ提案書として提出しました 。
以下は全文です。
市原市長 小出善三郎 様
特定非営利活動法人 ウィズ エブリワン
理事長 倉田知典
市原市肢体不自由児者父母の会
会 長 久保明子
市原市視覚障害者福祉会
会 長 市原庸雄
市原で障害者の自立生活を考える会
代 表 野中強
市原市内 JR
3駅施設周辺等の 改善に関する 提案書
空の色もいつしか秋めいてまいりました今日この頃、市長 様におかれましては
ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。常日頃、街及び交通バリアフリー化へ向け 御協力頂き心より深く感謝申し上げます。
さて私達 4団体 は、平成14年8月21日に「市内 JR 3駅施設周辺等の調査活動」を市原市役所の職員様と共に
開催させて頂きました。実際に駅施設周辺等を利用し、バリアフリー化は 進んで来ておりますが、障碍(障害)者や高齢者等にとって、気軽に使用出来る環境とは
今だ言えない状況です。
調査の結果 下記の事項の通り、駅施設周辺等の改善を提案致しますので、御検討の上 市長 様より 文章にて
御回答頂きますよう何卒宜しくお願い申し上げます。
※ 市内JR3駅「八幡宿・五井・姉ヶ崎」 以下 駅 という
その後 市役所 企画調整課・障害福祉課との懇談会を開催
他団体の方は 口頭で再度エレベーターの設置を特に提案されてました
質疑応答
ウィズエブリワンの倉田理事長
市の今後の交通バリアフリーへ向けてどのような取り組みますか?
市(企画調整課長)
平成14年度中に 主に市内JR3駅及び周辺に関するバリアフリー化について プロジェクトチームを市職員で発足させ 調査活動をし問題点と改善点を把握して ただき台を作成する その ただき台をもとに 平成15年に福祉団体・市民活動団体等を加え 市民の視点でバリアフリー化に向けての検討会等を発足予定
倉田理事長
たたき台を作成する前の市職員のプロジェクトチームを作る時点で 車椅子使用の方や お年寄り等を参画・協働して頂く事が 本当のバリアフリーの社会になるのです。
市(企画調整課長)答弁
私ども市職員は 車椅子等の方々に対する知識が無いので 市職員同士で まずは バリアフリーについて知識を得たい そして平成15年度に市民と一緒に バリアフリー化を進めていきたいと思っております。
とても理解しにくい答弁となりました。知識よりも 最初から互いに心で触れ合う事こそがバリアフリーと思います。 せっかくバリアフリーにしていこうとしても、たたき台の段階から車椅子の方々を参画させないということは、どういうことなのでしょうか?なぜ出来ない事なのでしょうか。
行政 = 健常者主体の福祉施策。 バリアフリー化といっても 本質的な部分に期待は・・・?
仏造って魂を入れず・・・とならぬよう、施策 計画 作りに向けて 今後も心での対話を重ねていきたいと思います。
そのために 特定非営利活動法人 を取得したのですから。
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