リヤサスペンション

このバイクは40Km/hを超えると、ものすごく怖いのです。
マンホールの上とか道路工事の終わった僅かな凹凸でも
車体がフワフワします。

原因はどうやらサスペンションのストロークが短いことと、
ショックがスプリングだけだからの様です。

と、言うことで、リヤショックをストロークが長いオイル式に交換することにしました。

 写真の右側のショックが純正品。
 上と下の取り付け穴の長さは180mm。

 左側のショックがJOG。 長さは220mm。

 そして今回使ったショックが中央のもの。
 中古バイク屋で既に外れていた為、型名は不明。
 長さは215mm。
35mmも長いショックと交換するのだから、
純正品と同じ位置に取り付けたのでは車高が
上がってしまいます。

最適位置を色々探し、シートを固定している左後ろ
のネジに取り付けようとしたが、ショックが伸びた
状態でほぼ垂直となり、ショックが縮むと後ろに
傾いてしまいます。

と、言う事でシートを固定している左側の2本の
ネジの間に決定!
 シートを固定している部品は箱状になっており、
 これに貫通穴を開けなければならないのです。

 強度が心配だけど、曲がったらその時考える事に
 して、穴あけ開始。

 この時はグラインダーを持っていなかったので、
 ドリルで穴を無数に開け、その穴を繋いでむしり
 取った、って感じ。
上側も同じように穴を開けなければならないが、
とてもじゃないけど、もー二度とやりたくない、と
思って、グラインダーを購入。

ところが、上側はグラインダーの円盤が入らない。
結局、ドリルで穴を無数に開け・・・。
 取り付いて、後ろから見たところ。
ショックがリアーフェンダーに当り、カットしました。
これはグラインダーで切ったからすっごく楽でした。
 ショック上側はフレームに当り、ここも同じくカット。
なんとか取り付きました。
この状態でセンタースタンドは左右とも浮くことは
ないです。
 ところが、次の難問が・・。

 ボディーカバーがショック上側に当ってネジ穴が
 合わないのです。
 カバーに穴を開けるのもいいけど、悔しいので
 ブラケットを作って15mm程取り付け位置を高く
 しました。
当然、ステップの所も高くしなければならないので
後ろ側はナット1個とワッシャー5枚を入れ、ボルトは
下から入れました。
 前側はナット1個だけ。

 ボディカバーは何事も無かったかのように
 付きました。

 乗り心地はかなり改善しました。 
 マンホールなどは何の不安もなく通過できます。


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