そのセンサー部分は磁石とリードスイッチで構成されている。
磁石がリードスイッチに近付くことにより、スイッチが入りある時間に何回
カウントしたかで速さに換算して表示する。
気を付けたいのは、サイクルコンピューターはタイヤの周長を自由に設定できるタイプを選ぶことである。
最近の安いサイクルメーターの中には周長ではなく、タイヤ径のインチで入力するタイプが
あるので購入時には注意されたし!
実際にバイクに取り付ける際に最も考えるのがタイヤのどの位置にマグネットの付けるかである。
好ましいのは、
「確実にカウントさせるために
タイヤの中心に近いところに設置し、
磁石とリードスイッチが近付いている時間を長くしてやる」
ことである。
また、バイクの概観を損なわないようにセンサーの設置は目立たないようにしたい。
というわけで磁石の取り付け方の例を紹介する。
<ディスクブレーキの場合>
▲用意した物がこちら。ディスクの脱脂にはブレーキクリーナーを用いた。
磁石を固定するために瞬間接着剤を使った。
▲より強力な磁石としてアルカリ希土類磁石を使用した。地上最強と言われる磁石である。
その磁力はフェライト磁石の数倍あるであろう。直径約1cmのものを使用。
東急ハンズなどで入手可能である。
▲ブレーキローターに取付けた磁石。この位置に設置したのはそこそこ中心に近く
キャリパーにも干渉しないからである。
▲瞬間接着剤で固定し、段差を少なくするためにバスコークを周りに盛った。
段差を無くしたのは異物にあたって壊れにくくするためである。
瞬間接着剤+バスコークの代わりにエポキシ接着剤、またはエポキシパテを
使用してもよい。
あとはサイクルコンピューターに入っているリードスイッチを
フロントフォークに取り付ければ良い。
磁石とリードスイッチのギャップを調整したら一応完成!