まずは外装を外し、ブレーキキャリパー、ケーブルワイヤー
サイクルコンピューターの配線を外した。
フロントタイヤを緩めてからフロントを浮かす。
車用のジャッキを使えば良いのだが、ブロックを重ねて代用した。
フロントフォークを抜き取った後、思案した。
DioのHDサスペンションは昔のヤマハのフォークと同形式で
Cクリップでスプリングシートを固定する方法をとっている。
従ってオイルを排出するにはスプリングシートを押し込みながら
Cクリップ(ストッパーリング)を外さないといけないのだけど手持ちの道具で
出来そうもないのでフォークのみをいつもお世話になっているバイク屋へ
持ち込むことにした。
国道16号線沿いのJR蘇我駅に近い岩名ホンダさんへ行く。
会社の目と鼻の先にあるのでよく利用している\(o ̄∇ ̄o)/
▲ Fフォークを分解するところ Tレンチでキャップを押しながら
Cクリップを外す。 万力で固定しながら行う。
分解はこのように行う。
私の願いも快く引き受けてくれた。
こういうバイク屋さんが有ると心強いですね(o^∇^o)ノ
正味10分もあれば左右のサスのスプリングシートは外れる。
ここから自宅で作業となる。
▲インナーチューブを下げてフォークスプリングを引き抜く。
▲ゴールドサスのフォークスプリングはこんな形
ピッチが広がっている方がボトム側。
スプリングの先がテーパー状になっている方をボトム側にする
抜き取ったスプリングはパーツクリーナーで拭き上げる。
▲フォークオイルを抜く
フォークをさかさまにしてインナーチューブとアウターをピストンしながら
中に残っているフォークオイルを抜く。
ちなみにオイルを受けているのは、除湿パック(水とりぞうさん等)の外側。
使える物は何でも使う(笑)
抜いたオイルの臭いを嗅いでみるとどぶのような香りがした。。。(X_X)
色も黒くくすんでいる。
▲充填するクッションオイル ホンダウルトラクッションオイル10号
充填するオイル量は片側68cc。
でも手持ちのメスシリンダーの精度では判らないので約70ccとした。
これで様子を見る。
走ってみて柔らかいようで有れば15番のクッションオイルを使用することにした。
クッションオイルを入れた後、フォークチューブを伸ばした状態にして
スプリングを入れる。テーパー側を下にすること。
イニシャル圧を高くするため5円玉スペーサーを入れてスプリングシートを付けることにした。
▲5円玉スペーサー。片側1枚使用した。
再び岩名ホンダにサスペンションを持ち込む。
▲スプリングシートを押し込みながらCリングをフォークチューブの
内側にセットする。
これでサスペンションオイルの交換が終わった。
後は逆の手順でもモトコンポに組み込んでおしまい(o^∇^o)ノ