前回のアクセル故障から2か月。
今回4パターン試みましたが、36V仕様XPORTモーターでの6.782秒がベストタイムでした。
久しぶりに乗ったのでスタートとシフトチェンジにまだ課題が残ります(--;
やっぱり練習は不可欠ですね。
バッテリーの容量が異なると放電電流も異なるので8Ahと20Ahを比較もしたが、
バッテリー重量で相殺されるようで、その差は1000分の2秒ほどしか変わらず大差が無い
と言う結果になった。
10月26日(日)
7:30過ぎにサーキットに着くと駐車場は殆ど埋まっていた。
イフリートさんは既に到着していて準備が終わっていた。
駐車場に車を止めて中からXPORTを降ろしセットアップをはじめた。
今回の試技本数は6本。
はじめに考えた走行パターンは次の通り。
1本目で、XPORTモーターの実力を味見し、
2本目以降SPLモーターでトライ。
4本目以降はバッテリーの容量増による放電電流増加のスピードアップを期待する。
1本目:36V-8Ah、XPORTモーターFタイヤ2.25-12インチ標準タイヤ
2本目:36V-8Ah、SPLモーター
3本目:同上
4本目:36V-20Ah、SPLモーター
5本目:同上
6本目:同上
Rタイヤ2.50-8インチスクータータイヤ
タイヤの空気圧はF:250kPa、R:250kPa
Fスプロケ16T、Rスプロケ125T(標準)
9:30 1回目の計測が始まった。
2番目に走ったライダーがゴール付近でバランスを崩し転倒した。
火花を散らして滑って行くマシン。転がるライダー。
あの転び方なら大きな怪我は無いはず…
ライダーは起き上がり、手を振る。怪我は無いようだ。
今回は3秒台で走るマシンが多いので4秒台、5秒台のマシンは
すごくゆっくりに感じてしまう。
電動スクーターは更に遅く感じるだろうな…(^^;
僕の前を走ったイフリートさんは初走行で6.921のタイムを出す。
1本目で7秒の壁を突破した。恐るべしポテンシャル。
取り敢えず1本目は、XPORT標準モーターで36Vでのチャレンジ。
XPORTモーターの予想外のパンチにより、フロントがリフトアップ。
気を抜いていたのでアクセルを戻さねば対処できず、
戻したときにバランスを失いタコ踊りを披露(--;
タイムは悪く、7.377秒。
しかし、前回とは明らかに違う手応えに2本目も同じ仕様でのトライを決心する。
▲ スタート失敗しタコ踊りを披露(--;
(動画MP4形式。1MB)
XPORTモーターの予想外の走りに2本目以降の走行パターンを変更した。
2本目も36V-8Ah、XPORTモーターで走行。
3本目にSPLモーターに換える。
その走行データにより4本目を同一仕様で走るか、容量アップで走るか決めることに。
10:10 2本目が始まる。
今度は前傾姿勢をきつくし、フロント荷重を心掛けキックスタート。
1本目に比べるとフロントアップも少なく左右のふらつきも少なめに抑えた。
しかし、駆動系からは歯飛びする音が…
心臓に悪いがビビりながらもアクセルは戻さずに!
タイムは6.784秒。
念願の6秒台へ!
これでSPLモーターにすればもう少しタイムは縮められるか?!
【2本目。動画 MP4形式。1MB】
11:00 3本目が始まった。
今度はSPLモーターに交換して走行。
バッテリーは同じ36V-8Ah。
しかし、XPORTモーターほど出足の加速は得られず。
パンチ(トルク感)に欠けるのは明らかで、タイムは7.183秒。
前大会とタイム差が見られない。
SPLモーターは48Vでパワーをより発揮できるようである。
4本目はバッテリーの容量を20Ahに増やした条件で走り
残りの2本は更にXPORTモーターで走ることにした。
ここで午前の部が終了した。
13:00 昼休みが終わり4本目に突入。
SPLモーターに20Ahのバッテリーの組合せである。
バッテリーはケースに納まらないので、中の配線等を取外し、
フットデッキは取外し縦に3つ並べて組込んだ。
足はバッテリーの上に置いた。
タイムは、7.059秒。
0.1秒短縮できたが、スタートの加速感が今ひとつ。
しかし後半の伸びはあるような気がする。
50M地点を超えて42km/hを記録する。
SPLモータは4700rpm回るが、42km/hだと4000rpmしか回っていないことになる。
このモーターだと、48Vにするかフロントスプロケットを16→15Tにした方が良さそうである。
そこで残りの2本をXPORTモーターでトライすることにした。
14:00 5本目に突入。
XPORTモーターに換えて5本目のトライ。
スタートでの加速感は得られなかったがこの日のベストタイム6.782秒。
8Ah使用時に比べて千分の2秒の更新である(^^;
15:00 ラストの6本目。
最後も同様の水準でトライ。
集中力も切れ、スタートと変速のタイミングが合わず。
タイムも今一歩伸びなかったが6.844秒だった。
取合えず念願の6秒台に入ったのでほっとした。
今回の結果;
1本目:7.377秒(最高速41km/h)36V-8Ah仕様。XPORTモーター。スタートでまくれる。
2本目:6.784秒(最高速42km/h)36V-8Ah仕様。XPORTモーター。
3本目:7.183秒(最高速41km/h)36V-8Ah仕様。SPLモーター。
4本目:7.059秒(最高速41km/h)36V-20Ah仕様。SPLモーター。
5本目:6.782秒(最高速42.5km/h)36V-20Ah仕様。XPORTモーター。
6本目:6.844秒(最高速42km/h)36V-20Ah仕様。XPORTモーター。
MP4ファイルをWindowsで見るには…
Macだと QuickTimeで見れますが、「Windows」をお使いの方は、以下のソフトのいずれかを導入しましょう。
1)3ivx Delta 4:Windows版の「3ivxコーデック」。ダウンロードの容量は1MBほど。
これをインストールすれば、「Windows Media Player」等でも「.mp4」を再生できます。
Win98SEでこれをインストール後、WMPの上にダウンロードしたMP4ファイルを
ドラッグ&ドロップで再生できました。
http://www.3ivx.com/download/windows.html
2)QuickTime6 以降:appleのサイトから無料ダウンロード。但し、8MBほどある。
http://www.apple.co.jp/quicktime/download/
3)EnvivioTV:「Windows Media Player」 や 「Real One Player」 のプラグインとして導入されるらしい。
http://www.envivio.com/